大黒正宗


大黒正宗

ご挨拶大黒正宗の原材料

安福又四郎商店は、宝暦元年(1751年)に創業以来、
神戸・灘の地で絶えず日本酒造りを続けてまいりました。
この長い歴史の中で育まれた酒が、今日ある「大黒正宗」です。

1995年1月17日、阪神淡路大震災。
木造蔵はすべて倒壊。酒蔵存続の危機でした。
多くの蔵が造りをやめていく中、自分の喜びは何なのかと心に問いました。
歴史ある酒蔵を続けていくこと、それにより皆の喜ぶ姿が真っ先に思い浮かびました。
おいしいお酒を飲んで楽しい気持ちになってもらいたい。お酒を介して人とつながり、
喜びを分かち合いたい。そう考えました。
私はその時、蔵を応援して下さる方がおられる限り、どんな状況でも酒造りを続けてい
こうと決意いたしました。

「灘」は日本一の酒どころです。灘五郷の誇る銘水「宮水」に、世に名高い兵庫県産の
「酒米」、蔵の味を決める「杜氏」の熟練した酒造りの技術が、ここにはあります。

最上の原料を使い、目を離さず、手間を惜しまず、心をこめて造る手づくりの酒。
少量の生産ではありますが、ただ、よりよいお酒を造るため、
この灘で日本酒「大黒正宗」を醸し続けていきます。

株式会社 安福又四郎商店 当主

大黒正宗の原材料

宮水

天保11年頃に兵庫県西宮市で発見された、酒造りにおいて理想的な条件を備えた水。 わずか約500m四方の「宮水地帯」でしか採取できないこの水こそ、灘酒の評価を揺るぎないものにした立役者です。

夙川系・御手洗川系の伏流水が合流し、絶妙なバランスで混ざり合ったことで、日本酒の複雑な発酵に理想的な、仕込み水が生まれました。
宮水で醸された灘の酒は、熟成させるほどに深く、まろやかな味わいになる「秋上がり」の酒と呼ばれています。

大黒正宗では、仕込み水として宮水を使用しています。

山田錦・夢錦

水とともに酒造りに欠かせないのが、お米の存在。兵庫県は、日本一の酒米の産地でもあります。
その、兵庫県産の「山田錦」と「兵庫夢錦」。
それぞれに良さがある、酒造好適米です。とくに兵庫県産山田錦は、灘の酒造りにかかせないお米です。栽培の難しい貴重なお米でもありますが、酒造りに最も適した酒米として、全国の酒造家がこぞって求める兵庫県の財産です。
大黒正宗では、特A地区の農家が栽培している山田錦を中心に、爽やかな風味の生酒やしぼりたてには夢錦を使用しています。

醸造アルコール

さとうきびなどの原料を、発酵させた後に蒸留して造られる酒造り用のアルコール。
一般では増量のためというイメージが強い醸造アルコールですが、性質を利用した少量の添加は、香りを引き立たせ風味をととのえる役割を担います。

大黒正宗では、米を原料にした米アルコールのみを使用しています。

酒瓶

とても繊細なお酒である日本酒は、温度や光、振動などに大きく影響を受けます。
そのため、酒質の保持という観点から、ガラス瓶を使用しています。